精神病院入院編③-2
こんにちは👽!
久しぶりにこのシリーズを更新をしようと思います!
前回まで↓
早く妻に来て欲しい……
これは一人が辛いとかじゃなくて
「安心したい」
僕がかけている迷惑によって
いろんな人たちが辛い思いをしているという現実を実感したい
伝えられたい
確定したい
それが全てです。
頭の中で
想像して苦しむよりも言われて確定されたほうが安心するのです。
「きみはこれだけ迷惑かけている」
それが欲しいという
マゾな考えです。
だけど面会時間に来た妻からは
ほとんどそう言った話しはでませんでした。
そして
僕は
まぁいいか
で落ち着いていくのでした。
妻はプリンを買ってきてくれました。
すごく美味しいプリンでした。
ちゃんと味も感じます。
妻が帰った後は夕食まで時間があります。
ついに一人が寂しくなり
僕は独り言を小さな声でするようになりました。
妻から時計をもらったので
時間もわかるようになり
僕「今何時?」
僕時計を確認して「○○時だね」
僕「あーまだそんな時間か」
というように喋ります。
もう一つ変わったのは部屋の中を歩くようになりました。
歩数を数えながら部屋の壁から壁へ歩くのです。
あーいっちゃってんなぁと思いながら
この行動を繰り返していました。
しばらくして
また横になり防犯カメラを見つめて心を無にしていると笑いがこみあがってきて
その後、皆さんに迷惑をかけた…仕事にいかないと…家事を手伝わないと……と半泣きになる
完全に情緒がおかしくなっていました。
防犯カメラの向こうでは看護師さんが俺をみて笑っているんだろうな、と被害妄想まで溢れ出ます。
そして夕飯の前に飲む漢方薬「抑肝散」を看護師さんの前で飲みます。
僕は先にお水を口に入れてから抑肝散をいれて飲むのですが、
入院中はそれは許されず看護師さんから抑肝散を渡され、口に入れたのを確認してから水を受け取って飲むという感じでした。
これが本当に辛かったです。
そして夕飯が届きます。
できるかぎりゆっくり食べて時間を稼ぎます。
食事が終わるともう消灯までなにもないからです。
それでもその速度には限界があります。
食事が終わり
また薬です。
看護師さんにみてもらって
そのあとまた独り言に夢中になる
消灯前に
寝る前の薬をまた飲む。
僕「今何時だよ」
僕時間を確認して「20時半」
僕「早いなもう寝るのか」
僕「そうだよ」
と少しずつ眠くなるのでした。
珍しく夜中の12時まで起きずに眠れました。
そこから
起きては部屋を歩き
小さな声でお話しをして時間を潰しました。
そして朝を迎えます。
続く