精神病院入院編③-1
こんにちは👽！
ゆっくり更新させていただいています。しっかりと入院について伝わるよう努力をします！
↓前回までの内容です
閉鎖病棟二日目
妻が面会に来てくれたことで、少しずつ気持ちが落ち着いてきました。
食事もとれるようになっていき3日目の朝を迎えます。
バタバタバタバタと
せっかくの休みなのに子供は早起きで家の中を走り回っている。
あーでもそろそろ起きて、どこか出掛けるのもいいなぁ。なら、もう起きようか…目を開けて……
天井からぶら下がる防犯カメラとちょうど目が合う
あぁ夢か…と薄暗い部屋の中で何度目かの同じ夢に落胆して水道水を手でコップを作り飲む。
今夜はこれを繰り返して夜を過ごしています。
今の部屋は窓の目隠しが少しだけあいていて、空を確認することができました。
まだまだ夜であることはそこから見て判断をしました。
しばらくするとお腹が痛くなり、トイレに入りました。
相変わらずしているところが外からも見える小さな便器のトイレです。
事をすませて
水を流したところ…
あれ？流れない。
ヤバイ詰まってる……
大事件発生です。
なんとか詰まりを治そうといろいろ試しましたが、変わりはなく
どうすることもできなくなった僕は夢から覚めるたび何度も目が合っていた防犯カメラにむかって
「すみません！」と大きな声で呼びました。
まさか初めてこちらから看護師さんを呼ぶのがトイレ詰まりだなんて恥ずかしくてたまりませんでした。
看護師さんがすぐに来て事情を話して
トイレの詰まりをスッポンで直してくれました。
申し訳ありませんでした。と何度も頭をさげて
また布団に入りました。
もう今夜はこのまま朝まで寝かしてくれ…と願いながら夜があけていきました。
毎朝配膳台が走るキャスターの軋む音が騒がしく走り抜けていきます。
もう看護師さんの検温と血圧測定は慣れました。
食事も初めて全部食べきりました。
半分に切られている冷えたバナナが思ったよりも美味しかったです。
食事が終わり
布団に横になった途端にまた死にたいと思う気持ちが強く押し寄せてきました。
考えてはいけないのに
勝手に考えてしまって
僕は叫びたくなる気持ちを抑え込むように手の甲に噛みつきました。
痛みがマイナスな気持ちを和らげます。
はやく妻が面会にきてくれないかなぁと思いながら時間が進んでいきます。
続く
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